東京
試合結果

SOMECITY 2019-2020 TOKYO 1st 第4戦

Date

2019/06/12(Wed)

Open

18:45

Start

19:15

Place

クラブチッタ川崎

神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1

ゲームプレビュー

SOMECITY 2019-2020 TOKYO 1st 第4戦 プレビュー

【GAME1】
TEAM-S(1勝2敗) vs F’SQUAD(1勝2敗)


!!PICK UP GAME!!
日本のプロ野球なら、【巨人 対 阪神】。海外サッカーのスペインリーグなら、【レアル・マドリード vs FCバルセロナ】。スポーツには、対戦する選手同士はもちろん、ファンやサポーターまで巻き込んだ、絶対に負けられない”伝統の一戦”が存在する。そして、日本ストリートボールシーンにおける伝統の一戦が、F vs Sである。
SOMECITY 2008シーズンCHAMPIONのF’SQUADと、2009シーズンCHAMPIONのTEAM-S。
両者の因縁は、”ストリートバスケットボール”が、”ストリートボール”と呼ばれ始めた頃にまで遡る。今はなき美竹公園・ジョーダンコートの”こけら落とし”で行われたエキシビジョンマッチ。
SOMECITYプレリーグ時代の大乱闘。
F’SQUADの(事実上の)前身にあたる『FAR EAST BALLERS』時代から、長年にわたってバチバチの戦いを繰り広げてきライバル同士だった。あれから10年以上の月日が過ぎた。
現在は彼等に憧れて聖地・クラブチッタを目指した、BLACKTOPをはじめとするストリートボール第二世代がシーンを席巻している。
時代は変わった。
ボーラーもファンも、当時の因縁を知る者は少ない。
2008シーズンの優勝メンバーで、現在もFの主力ボーラーとして活躍しているのは、#7 K-TAと#10 ABの2名だけ。Sに至っては、2009シーズンを制したボーラーはロスターに1人も居ない状況だ。
果たして、それが良いことなのか、悪いことなのかは分からない。
ただ1つ確かなのは、FもSもSOMECITYが掲げるテーマ”DRIVE CRAZY”を体現できていないということだ。
根強いファンに支えられて一定数のBIGポイントを獲得してはいるが、全国各地のストリートボールヘッズを常に満足させられるパフォーマンスは残していない。塩っ気たっぷりの泥仕合を終えて、「昔は強かったんだぜ」なんて台詞を吐くのはナンセンスだ。
いつだって、今が一番イケてなくちゃ面白くない。
イエローコートは、そういう場所だ。
次世代を担うニューフェイスでも、百戦錬磨のベテランボーラーでも構わない。
ただ、面白いプレーが観たい。
面白いゲームが観たいのだ。
個人的には、Fの魔法使い・KYONOSUKEと、Sのルーズボーラホリック・スーパーマーシーに期待している。


【GAME2】
 BLACKTOP(3勝0敗) vs SIMON(2勝1敗)


【GAME2】に登場するのは、開幕に3連勝に成功した単独首位・BLACKTOPだ。今季は地方のSOMECITYで名を馳せたローカルヒーローたちが加入し、課題だった選手層の薄さを完全に克服。昨シーズン確立したホットライン・#44 KOSUKE#11 Matelを中心とした圧倒的な戦力で、ここまで頭1つ抜けた強さを見せている。現時点で、今季の優勝候補最右翼だ。誰が相手だろうと、彼等が負ける姿は安易に想像できない。
対するSIMONは、#73 Larry Boy(ex.F’SQUAD、BLACKTOP)、#44 TSUBASA(ex.44STREET)の元ballaholic CREWに注目。どちらも1on1スキルには定評あり。一度火が点けば、ゲームをDOMINATEしかねない爆発力を秘めている。両チームの噛み合わせは悪くない。ストリートボール第2世代による、日本ストリートボールの最先端に酔いしれよう。

【GAME3】
TOKYO BEAST(1勝2敗) vs 平塚 Connections(1勝2敗) 


第3戦を終えて、イマイチ波に乗り切れていない両者による【GAME3】。ただし、チームのスタイルは対照的だ。必要最小限のロスターで、ほとんどメンバーチェンジを行わない平塚Connections。ベンチがパンパンになるほどの大所帯を引き連れて、バラエティ豊かなボーラーを次々に送り込むTOKYO BEAST。勝負のカギは、平塚最強のスコアラー・#9 CHIHIROが握るだろう。来ると分かっていても止められない必殺のドライブインで、リーグ屈指の高さを誇るツインタワー・#10 UME#24 T-SMOOTHのブロックをかいくぐることができるか。ただし、絶対的な得点源を封じることができれば、15分後に笑っているのは猛獣軍団の方になるはずだ


【MAIN GAME】
KIDROC(2勝1敗)vs  SUNDAY CREW(1勝2敗)


ようやく歯車の噛み合ってきたSUNDAY CREWが、ディフェンディングチャンピオン・KIDROCに挑む。191cmの第10期スラムダンク奨学生・TAIGAが制空権争いに絡めれば、勝機は十分にあるだろう。ポイントゲッター・#3 MASATOのカットインなどセットオフェンスを武器にアップセットを狙う。
一方、ここまで横綱相撲を見せているKIDROC。ロスターが揃わなかった開幕戦こそBLACKTOPに苦渋を飲まされたが、そこから一気に2連勝を挙げるなど、SOMECITY 2018-2019 THE FINAL CHANPIONの実力を遺憾なく発揮している。今季絶好調の”Baby Shaq”#09 KOJI、スーパーハードワーカー・#05 NARUSE、育ち盛りの新エース・#2 Evaのスターター3枚に加えて、攻撃型司令塔・#13 RYUSEIやムードメーカー・#0 MARUなどセカンドユニットも充実。誰が出ても間違いない日本最強のストリートボールクルーが、メインイベンターとしての役割を全うしてくれるはずだ。

- BIG POINTS RANKING -
最下位は自動降格
7位は、WHO'S GOT GAME? CHAMPIONSHIPの2位と入替戦”SOMECITY CRASH”に強制参戦
- 勝敗 RANKING -
上位4チームがPLAYOFFへ進出可能!!

Ticket Information

会場席図
前売券
【先行販売】
2019/05/11(Sat)
【一般販売】
2019/05/18(Sat)
指定席1列目
¥4,500
指定席2列目
¥4,000
指定席3列目
¥3,500
自由席
¥3,000
スタンディング
¥1,500
当日券

当日、会場受付にてご購入いただけます。

※枚数に限りがございますのでご注意ください。

(前売券より500円増しでの販売)

戦評

SOMECITY 2019-2020 TOKYO 1st 第4戦 GAME REPORT


【GAME1】
TEAM-S(33pt) vs F’SQUAD(19pt)

この日のSOMECITYは、全4GAMEがクロスゲーム。その口火を切ったのが、オープニングアクト【GAME1】だった。結果は皆様ご存知の通り。大方の予想を裏切って、TEAM-Sがアップセットを奪った。火を点けたのは、Sが誇るツインシューターの一角・#31 SHUNPEI。この日はシュートタッチが好調で、3本の3ptシュートを沈めるなど勝負強さを発揮した。もう1人のシューター・#24 GENYAは、ポストアップからタフショットをメイク。圧倒的な縦の速さを持つ現役カレッジボーラー・#0 KOKIを完全にカモって、2本のAND1を奪う。第2ピリオド終了時点で、TEAM-Sのリードは12点に広がっていた。この時点で、ゲームの勝敗は決していたように思う。第3ラウンドの主役は、Fのファーストオプション・#13 FOOK。成長著しい1on1や3ptシュートで猛チェイスしたが、ゲームをひっくり返すだけのインパクトはなかった。 SOMECITYが推奨する”DRIVE CRAZY”にはほど遠い。しかしながら”やられたらやり返す”、ストリートの掟を遵守した好ゲームだった。


【GAME2】
BLACKTOP(19pt) vs SIMON(27pt)

“OTO SYSTEM REBOOT.”
SOMECITY 2017-2018 THE FAINL MVP・#0 OTOが待望のTOKYOデビューを果たした【GAME2】。アメリカ修行中のリーダー・KOSUKEとヘッドコーチ・マーク不在の中、ブランクを感じさせない得点能力でチームを牽引する姿は圧巻だった。しかし、それ以上のインパクトを残したのが、SIMONの現役カレッジボーラー・#34 TSUBASA。春の大学トーナメントでも大旋風を巻き起こしたNEW AGEは、キラークロスオーバーからのジャンパーと遊び心溢れるハンドリングで、2つのハイライトシーンを生み出し、タイトなゲームを見事勝利に導いた。脇を固めるボーラーのクオリティも見逃せない。随所で違いを見せた関東大学1部ボーラー・#12 KING、オールラウンドなプレーを見せた#31・Colin、チーム唯一のビッグマン・#18 ・KENTAの泥臭いプレーも効いていた。あくまで個人的な見解だが、この日最も多くのBIGポイントを集めるのに値するチームはSIMONだったのではないか。ヒールだとか贔屓だとか関係なくなるほどの、圧巻のパフォーマンスを披露してくれたように思う。

BLACKTOP #2 OTO
「試合自体は楽しめたけど、結果が伴わなかったので残念。個人的に小さいミスがあったけど、自分のバスケが通用するという感覚はあった。終盤の決定力が落ちてしまったことが残念。もっとできると思うので、ここからパフォーマンスを上げていきたい。」

【GAME3】
TOKYO BEAST(22pt) vs 平塚Connections(48pt)

ラスト1秒まで分からない好ゲーム【GAME3】を制したのは、平塚Connectionsだった。ゲームは、衰え知らずの1on1ジャンキー・#9 CHIHIROの個人技で先行する平塚が先行する。追うTOKYO BEASTは、絶対的エース・#13 SOGENがアメイジングなアタックで流れを引き戻したが、ゲーム中に負傷退場するアクシデントに見舞われてしまう。大黒柱を失った猛獣軍団は、今季から加入したビッグマン・#10 UMEやチーム唯一のハンドラー・#24 HIROKIが奮闘してゲームを繋ぐ。正直言って、どちらが勝ってもおかしくなかった。最後は”DRIVE CRAZY”を体現し続けるCHIHIROのレイアップシュートがリングに嫌われたところを、#0 Ryanが押し込んで決着。劇的な幕切れを制したTEAM GREENが、この日最多のBIFポイントを獲得したのだった。

【MAIN GAME】
KIDROC(34pt)vs SUNDAY CREW(21pt)

Bリーガーもスラムダンク奨学生も関係ない。僕たちの聖地・イエローコートに肩書きは一切通用しない。スキルが、実力が全てだ。”2018-2019 THE FINAL CHANPION TEAM”KIDROCが格の違いを見せつけた、第4戦の【MAIN GAME】。第1ピリオドで先陣を切ったのは#09 KOJI。相手ディフェンス御構い無しのタフショットでAND1をもぎ取ると、涼しい顔で3ptシュートを決めて2018-2019 THE FINAL MVPの貫禄を見せつける。第2ピリオドは、TOKYO最強のセカンドユニットが牙を剥く。ムードメーカー・#0 MARUがスピンムーヴでゴール下を蹂躙すれば、166cmのジョーカー・#23 TSUKASAは3本の3ptシュートを決めて、自身の第二子誕生に華を添えた。最終・第3ピリオドを締めくくったのは、チーム随一ハイライトメーカー・#13 RYUSEIだ。ビハインドバックで相手ディフェンスをかわすと、最後はダブルクラッチをメイクして勝負あり。点差以上の実力差をまざまざと見せつけたKIDROCが、3連勝を収めた。
とはいえ、敗れたSUDAY CREWも決して悪い出来ではなかった。オールラウンドなプレーを見せた第10期スラムダンク奨学生・#10 TAIGAを中心に、Bリーガー・#55 SAMが力強くリバウンドをもぎ取り、同じくBリーガー・#24 YUTAがクレバーな1on1を仕掛けて、それぞれ随所に個の力を見せる場面もあった。チームケミストリーが生まれなかったものの、何かが起こる予感を残した、価値ある敗北だったのではないか。