SOMECITY 2019-2020 TOKYO 1st 第3戦 プレビュー
【GAME1】
SIMON(2勝) vs SUNDAY CREW(2敗)
オープニングアクト【GAME1】に登場するのは、開幕2連勝とスタートダッシュに成功したSIMON。昨シーズンからロスターを一新した今シーズンは、#47 DANがチームを牽引する。代名詞の3ptシュートで、チームを3連勝に導くことができるか。
一方の、開幕2連敗を喫したSUNDAY CREWは、オフシーズンを迎えたBリーガー・#24 UTAHがイエローコートに凱旋。高いバスケットボール1Qと、一目で分かるスキルの高さはリーグでも頭一つ抜け出ている。個人のパフォーマンスに疑いはない。今季初勝利に成功すれば、BIGポイント最下位脱出も見えてくるはずだ。
【GAME2】
KIDROC(1勝1敗) vs 平塚Connections(1勝1敗)
【GAME2】は、前節で共にKO勝利を飾ったチーム同士の1戦。リーグ屈指のオフェンス力を持つ平塚Connectionsは、チーム不動のファーストオプション・#9 CHIHIROの1on1に注目したい。”SAMURAI SWORD”と形容される、切れ味バツグンのドライブは、未だ錆びつくことのない、日本ストリートボールシーン最強の矛だ。リーグ創設以来12年にわたって”DRIVE CRAZY”を体現し続ける漢の生き様をとくとご覧あれ。
対するは、リーグ屈指のディフェンス力を武器に、SOMECITY 2018-2019 THE FINAL CHAMPIONに輝いた、王者KIDROC。チームを牽引するのは、スーパーハードワーカー・#05 NARUSEだ。圧倒的な運動量を持ち、抜け目ないスティールと泥臭いリバウンドで場内を沸かすことのできる、最強の盾を持つ。さらに、前節からリーグ最少166cmのジョーカー・#23 TSUKASAが待望のカムバック。ディフェンディングチャンピオンに死角はない。上回るのは、オフェンスか、それともディフェンスか。スタイル・ウォーズの行方や如何に。
【GAME3】
F’SQUAD(1勝1敗) vs TOKYO BEAST(2敗)
前評判の高かったTOKYO BEASTだが、蓋を開けてみれば連敗スタート。新戦力がフィットせず、長きにわたってチームを鼓舞し続けた409も私服姿でベンチに座るなど元気がない。#13 SOGEN a.k.a.Warrior、オールラウンドなビッグマン・#24 T-SMOOTHなど駒は揃っている。総合力が持ち味のチームではあるが、GAMEをDOMINATEする主役が登場してもいいはずだ。次世代を担う#33 GINJIのブレイクが待ち遠しい。
迎え撃つF’SQUADは、”COACH MARK”直伝のフックシュートを身に付けた#13 FOOKが面白い。『F史上最悪の1年』だった昨シーズンは、主力ボーラーの離脱を受けて、スターターで起用されたものの、期待に応えるパフォーマンスは残すことができず、チームも低迷の一途を辿ってしまった。但し、今シーズンは大事な場面で勝負強くシュートをメイクして、ひと回りスキルアップした姿をオーディエンスに披露。前節ではMC MAMUSHIからも一定の評価を受けた。シグネチャームーヴ・「FOOKのフック」で 、チームの熾烈なエース争いに名乗りをあげるか。
【MAIN GAME】
BLACKTOP(2勝)vs TEAM-S(1勝1敗)
第3戦のメインイベンターを務めるのは、第2戦最多のBIGポイントを獲得したBLACKTOP。変幻自在のユーロステップでアタックを仕掛ける#44 KOSUKEと、TOKYO最強ビッグマン・#11 Martelのホットラインを攻略できるチームは現時点で見当たらない。次節のターゲットは、横濱レペゼン・TEAM-S。順当にいけば、KO決着は必至だろう。圧倒的な力の差を見せつけて、現在のTOKYOストリートボールシーンは、彼等を中心に回っていると言っても過言ではない。ただ勝つだけでは満足できない、勝ち方も求められる1戦になりそうだ。